![]() 谷川岳 日程 2014/02/12 行程 群馬県/みなかみ町 谷川岳 谷川岳ロープウエイ乗り場(土合口) 公式Web 2014/02/12 同僚の撮った写真を掲載します 3度目の谷川岳 残雪期に谷川岳の美しさに惹かれてから ずっと、厳冬期に行きたいと狙っていました ![]() ロープウェイを降りたら ゲレンデの脇から登り始めます 始めから急登です ![]() 登り切って天神尾根に出ると 谷川岳様が登場!真っ白です! ![]() 天神尾根 トレースはしっかりとついており 先行者が見えます ![]() 白毛門(しらがもん)1720m ![]() バックカントリーのグループがいました この日はバックカントリーが15名ほど 登山者は7~8名でした ![]() バックカントリーの人たち向けの張り紙 ![]() 雪の芸術 ![]() 熊穴沢ノ頭より谷川岳を眺める 壮観です ![]() 白毛門 ![]() 熊穴沢避難小屋がすっかり埋もれている! 誰かが掘り起こして泊まったみたいです このアンテナみたいな棒は、 「この下に小屋がありますよ」と 知らせるために立っていたのですね ![]() 天狗の留まり場に向けて、気持ち良い尾根歩き ザンゲ岩もみえています(右上の斜面) ![]() 天狗の留まり場 ここも埋もれていて夏の面影はありません ![]() 右下はザンゲ沢。白銀の世界 5月の残雪期に来たときは、 雪が解けて尾根に草木が出ていたため やや沢寄りを直登しました 尾根を歩くほうが斜度も少なく 今日は雪も締まっていたので 厳冬期のほうが登りやすいと感じました ![]() オジカ沢ノ頭より 人が降りてきました! ![]() 俎嵓(まないたぐら)(左)と オジカ沢ノ頭(右) アーチ状のガスが幻想的です この真下を関越自動車道 (関越トンネル)が通っている 俎嵓の俎は読みのとおり 料理に使う「まないた」、嵓は「岩」で 写真のとおり まないたのような断崖絶壁である 福島県にある 燧ヶ岳(ひうちがたけ)にも 同名の俎嵓(まないたぐら)があります ![]() 余談になるが、この形状の雲は過去に 乗鞍岳から木曽駒ヶ岳に向って 飛行機を操縦中に見た事がある 航空写真を撮る為に駒ヶ岳に向っていたが 駒ヶ岳の手前2マイル程の飛行コース正面に これとそっくり同じ形の雲が立ちはだかっていた 大きさは、この1.5倍程、半円まで成長していた 最高部の高さも2500mよりは高かった 直進すればアーチをかすめるコースだった 高度約8000フィート 天候は快晴だったが風速は10m/s程 初めて見た経験で その時は異様な現象に少々恐怖を感じ 乱気流も予想して心配になり 飛行コースを変更しようかとも思った 1マイル程まで近づくと次第にその雲は薄れ 飛行コースを変えることなくアーチをかすめてみた 幸い乱気流も無かった この写真を見て当時 (2006年10月・ログブックの記録があった)の 忘れかけていた記憶がよみがえった ![]() 最後の急登をクリアすると 肩の小屋が見えてきました ![]() オジカ沢ノ頭から降りてきた人(中央)が こちらへ向かってきます 後でお話ししたところによると 万太郎山より縦走してきて 前日はオジカ沢ノ頭避難小屋に 泊まったそうです すごいなあ ![]() 肩の小屋にある鐘 ![]() ![]() ![]() オジカ沢ノ頭への分岐点 道標もエビのしっぽだらけです まだ、雲のアーチが 俎嵓から右に出ている ![]() よく見るとアーチは2つ さらに右へ流れています ![]() 肩の小屋のトイレがすごい事になっていました 雪が多いだけでなく、風も強いのですね ![]() 西黒尾根分岐の道標 ![]() 谷川岳のお気に入りの撮影ポイント アーチの雲は次第に消えてしまう それにしても俎嵓は まさに「まないた」に見える ![]() オジカ沢ノ頭~万太郎山の稜線 斜面のコントラストがかっこいいです ![]() トマノ耳に到着 ![]() 茂倉岳~一ノ倉岳~オキノ耳 ![]() 最高の景色です! 本当に来てよかった! ![]() 万太郎谷から遠くを眺める ![]() 越後駒ヶ岳、中ノ岳、兎岳(と思う) ![]() 遠くは 平ヶ岳、燧ヶ岳、至仏山 ![]() これからオキノ耳へ向かいます オキノ耳までは雪庇が 発達しているので注意です また、クラックが多いので踏み抜きにも注意 ですが、この雪庇があるからこそ 雪山は美しいのです ![]() ![]() トマノ耳を振り返って ![]() ![]() 風と氷の芸術 ここもすごい ![]() トマノ耳を振り返る トマノ耳頂上に人が見えます ![]() オキノ耳に到着 山頂の標識は埋もれてしまっていました 標識より右手は、足元が 雪庇になっているおそれが あるので近づけません このまま左奥へ進めば一ノ倉岳 ![]() トマノ耳。何度見てもかっこいい ![]() 山頂で飲むコーヒーは最高に美味しいです 穏やかなお天気なので 30分ほどゆっくりできました ![]() トマノ耳に戻ってきました 一筋のシュプールが刻まれていました すごいなぁ 不帰ノ嶮を滑り降りるのも見たけど ここもすごい! ![]() こちらはボーダー ![]() こちらからもスキーヤーが ザンゲ沢に向かってドロップ まだ上に5人います。 ![]() 天神尾根を下山していきます ![]() 下山のころになると 遠くの山がはっきり見えてきました 平ヶ岳、燧ヶ岳、至仏山 ![]() 武尊山 2週間前に登りました ![]() 至仏山 こちらも雪が豊富で楽しそうです ![]() 平ヶ岳2141m ![]() ヤセ尾根 ![]() 至仏山2228m、武尊山2158m 皇海山2144m ![]() 熊穴沢避難小屋(のアンテナ)が見えてきました ![]() ![]() こんなトラバースもありますが 雪がしっかりしているので歩きやすいです ![]() ほぼ下りきって、谷川岳に別れを告げます 空の色がとてもきれいです ![]() 天神平スキー場が見えてきました 本日も無事登頂できたことに感謝 当日は天気図が微妙で 天気読みが難しかったですが 北が晴れるという予想が当たりました 前日が祝日だったため しっかりとしたトレースもあり 新雪もなく雪が締まっていて とてもいいコンディションで 登ることができました。 やはり雪がたっぷりついた 山の景色は別格です! ![]() . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . <EOF> |