![]() 針ノ木岳・蓮華岳 日程 2013/08/13 行程 長野県/大町市 扇沢(駐車)~針ノ木大雪渓~(針ノ木小屋) ~針ノ木岳~(針ノ木小屋)~ 蓮華岳~(針ノ木小屋)~ 針ノ木大雪渓~扇沢 扇沢 針ノ木岳(2821m) 蓮華岳(2799m) 2013/08/13 同僚の撮った写真を掲載します ![]() 登山口 ここに至るまでは何度か 車道(関西電力専用道)を渡渉します ![]() 陽が昇ると、針ノ木岳、スバリ岳が モルゲンロートに染まりました! ![]() ![]() ヤマアジサイ ソバナ ![]() シモツケソウ ![]() ![]() オニシモツケ ムシカリ ![]() 大沢小屋 ![]() ![]() 大沢小屋すぐにある標識 かっこいいプレートです ![]() 雪渓が見えてきました! ![]() 雪渓手前では オオバギボウシの群生が見られました ![]() ![]() ミヤマアキノキリンソウ ミソガワソウ ![]() 所々にこいのぼりの道案内が。名物? ![]() ミヤマクワガタ ![]() 雪渓登り途中より ![]() なんと30分で登り切りました 日本三大雪渓のひとつですが夏だからなのか 白馬大雪渓と比べるとだいぶ小規模です ![]() ミヤマキンポウゲ ![]() 雪渓登りのあとは、夏道で レンゲ沢沿いに登っていきます ![]() スバリ岳 「スバリ」は深い谷(すぼまる)を意味して、 その源流部の山となっていることが山名の由来 または イワヒバリが巣を張るような岩壁が多く地元で 「岩巣張り」と呼ばれたことに由来する説など ![]() ミヤマダイモンジソウが群生してました! 可愛い花です ![]() 針ノ木峠直下は、このような砂地の ジグザグ道で、地味に辛い ![]() 赤沢岳2678m(中央左) ~鳴沢岳2641m(中央) ~岩小屋沢岳2630m(右)の稜線 鳴沢岳~岩小屋沢岳の鞍部が 新越乗越(2462m) 遠方中央右奥に小さく白馬岳 遠方右は 鹿島槍ヶ岳南峰2889m(左側)と 北峰2842m(右側) 山容は大町から見る鹿島槍ヶ岳とは違って見える 写真右側へ行くと爺ヶ岳 ![]() 鹿島槍ヶ岳南峰(左側)と北峰(右側) 参考写真 鹿島槍ヶ岳・黒部湖大観峰から撮影 2010/10/12 ![]() 黒部湖から見れば南峰のみ見える 針ノ木から見れば 右側に北峰が見えて来て上の写真になる ![]() チングルマ チングルマは花姿を短期間に大きく変えます ![]() ![]() 白い花弁が落ち→ 上の写真姿 (そう果と呼ばれる果実から 花柱が伸びて羽毛のように) そして、紅葉して羽は果実(種)をつけて 風に乗って飛んでいきます もう、山の秋はすぐそこまで来ています 短い山の夏に植物は大忙しです ![]() 旭岳(朝日岳と表示の書もあり)2867m(左)と 白馬岳2932m(中央右の尖り) その右へ白馬鑓ヶ岳、天狗の頭。 白馬岳の下の手前稜線は 新越乗越(標高2462m) 新越山荘が中央に見える 左へ鳴沢岳、右へ岩小屋沢岳 ![]() 右端に爺ヶ岳が見えてきた (移動するとすぐに見えなくなる) ![]() ![]() ウサギギク タカネヤハズハハコ ![]() 針ノ木峠 扇沢からのトロリーバスの中で説明のある 1584年(天正12年)12月 富山城主の佐々成政ら百人程の一行が 冬期の針ノ木峠越えを行い 浜松城の徳川家康に面会に行った という話はあまりにも有名 富山から針ノ木峠まででも不可能と思える 冬の峠を越えて扇沢から大町へ そして浜松へ行った、 という気の遠くなるような実際の話 安房峠や野麦峠を利用できなかったのは 敵対する豊臣秀吉との 戦略的な位置関係によるものだろう ![]() 針ノ木小屋 ここで針ノ木岳と蓮華岳のバッジを購入 ![]() 前穂高岳(左)~北穂高岳と奥穂高岳~槍ヶ岳 ![]() ミヤマリンドウ ![]() 針ノ木岳へ向かう途中から見た 針ノ木小屋と蓮華岳 左下が扇沢からの登山道 ![]() 針ノ木岳(真ん中)と、スバリ岳(右) ![]() バイケイソウとスバリ岳 ![]() 槍ヶ岳(左)から北側の稜線を一望する ![]() ![]() イワギキョウ ミネウスユキソウ ![]() イブキジャコウソウ ![]() ![]() 針ノ木岳山頂から見るスバリ岳、 赤沢岳への稜線。かっこいいです♪ ![]() 今回一番見たかった景色です 快晴で良かった! 黒部ダムと、五色ヶ原(左端)~浄土山 ~立山~別山~剱岳(右) 詳しくは、 五色ヶ原~獅子岳~鬼岳~ 龍王岳(右に重なって浄土山)~ 立山(雄山・大汝山・富士ノ折立・真砂岳) ~別山~剱岳 ダム堰堤は右端 ロープウエイの黒部平が堰堤の左上 大観峰が写真中央すこし右に見えている 拡大したらロープウエイ本体も見えています 黒部湖の遊覧船も見えています このページ最下段に 大観峰から見た針ノ木を掲載した ![]() ![]() ![]() 立山 雄山3003m~大汝山3015m ~富士ノ折立2999m ![]() 剱岳2999m ![]() 龍王岳2872m(左)と浄土山2831m(右) 左へ行くと鬼岳・獅子岳・五色平 右へ下りると室堂 ![]() 黒部湖の遊覧船「ガルベ」 黒部の語源といわれる アイヌ語を元にした名前 ![]() ロープウエイの大観峰 ![]() ロープウエイの黒部平 ![]() ロッジくろよん ![]() ![]() トウヤクリンドウ イワツメクサ ![]() 左から野口五郎岳2924m 鷲羽岳2924m、水晶岳2986m 赤牛岳2864m、薬師岳2926m(中央右) 三俣蓮華岳2841mは 水晶岳の左稜線(標高が2880-2900mほど) に隠れて見えません ![]() 槍・穂高と高瀬ダム 手前は左から 北葛岳、七倉岳、船窪岳 ![]() ![]() 針ノ木岳2821m山頂にて 眼下に黒部湖 ![]() 蓮華岳を見る なだらかな稜線が美しいです! ![]() ![]() チングルマ エゾシオガマ ![]() 針ノ木小屋脇から平ノ渡場 五色ヶ原へ行けます すごく遠いです。 平ノ渡場(標高1450m)は 黒部湖上流側の湖畔にある もしここから行くなら 7時間ぐらいかかる そこに渡船場があり舟で5分 (6月から10月まで運行)で 対岸の平ノ小屋 さらに西へ4~5時間歩いて五色ヶ原 五色ヶ原は知人に行った人がいるが、 すばらしい所だと話し始めたら 話が止まらないほど 普通はロープウエイを使って室堂まで行き 歩いて5時間で到着する 五色ヶ原~獅子岳~鬼岳~ 龍王岳~浄土山~室堂 五色ヶ原山荘の位置 ![]() ![]() ヤマハハコ ミヤマキオン ![]() 蓮華岳に向かって少し登ってから 針ノ木岳方向を振り返る 左真下に針ノ木小屋 針ノ木岳とスバリ岳(右)との鞍部が 厩窪(まやくぼ)のコル 「厩」は「うまや」の意 ![]() 蓮華岳の稜線は砂礫地が多く なだらかです ![]() オヤマソバ ![]() 蓮華岳の砂礫地には コマクサが群生しています! 今回は時期が遅く コマクサは疲れ気味でしたが 旬のときに見れたら圧巻だと思います ![]() 歩いてきた蓮華岳の稜線 ![]() ![]() タカネシオガマ タカネツメクサ ![]() 蓮華岳山頂手前に 若一王子神社(にゃくいちおうじじんじゃ)奥宮 若一王子神社 http://nyakuichi.jp/ は 長野県大町市にある神社である。 ![]() 蓮華岳山頂2799m ![]() ![]() ミヤマホツツジ コウメバチソウ ![]() ![]() 下山時アサギマダラに出会いました 色も、飛び方も大好きです ![]() タマガワホトトギス ホトトギスという花は初めて見ましたが 他にも色々種類があって それぞれ色が違ってとても綺麗な花です ほかの種類も見てみたい ![]() ![]() ![]() 針ノ木自然遊歩道の案内板と 登山口 朝は何と!4:30にスタートしたのです 行動時間は休憩含め11時間 よくがんばりました 晴天とすばらしい見晴らし 何より無事故に感謝 (以下、参考写真) ![]() 爺ヶ岳から見た針ノ木岳(中)と蓮華岳(左) (2013/05/03撮影) 針ノ木岳は、ここから見ると双耳峰に見える その右がスバリ岳(2752m) 右端が赤沢岳(2678m) (この下に扇沢トロリーバスのトンネルがある) 針ノ木岳とスバリ岳との間の鞍部は 「厩窪(まやくぼ)のコル」 この山々の向こうは、すぐ、黒部ダムだ 針ノ木岳の左の鞍部には 山名の由来となった 針ノ木峠(標高2536m)と 針ノ木小屋がある (針ノ木とは周辺の谷に分布する ミヤマハンノキのこと) 古くから針ノ木峠は信州と越中を 結ぶ要路として利用されていた 針ノ木岳から手前に下りている 沢が針ノ木大雪渓 右の赤沢岳から下りた沢との 合流点が大沢小屋 さらに左下に下って 蓮華岳から下りた沢との合流点が 写真中央の扇沢 (駐車場などが見えている) 左下へ大町市街 ![]() 黒部ダム大観峰から 赤沢岳2678m(左)、スバリ岳2752m(中)、 針ノ木岳2821m(その右のピーク) (2010/10/12撮影) 2016/05/13 池田町より撮影 ![]() 北葛岳2551m~針ノ木岳~蓮華岳 ![]() . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . <EOF> |