白山 日程 2014/07/01 行程 岐阜県・石川県境 (御前峰2702m) 登山口(大白川 標高1260m) 2014/07/01 同僚の撮った写真を掲載します 長野県内の山より白山が 晴れるという予想が当たり 目の覚めるような青空と たくさんの花を満喫しました 白山一帯は平成2年に 白山森林生態系保護地域 に指定されました 岐阜県側の平瀬道から 大倉尾根を登ります 山頂までは約1500mの標高差 登り始めてすぐにササユリ マイヅルソウ アカモノ 少し登っただけですぐに 視界が開ける場所があります 立派なブナの中を歩いて行きます ヨツバムグラ オオバミゾホオズキ ズダヤクシュ クルマバツクバネソウ ミドリユキザサ 白山までの南縦走路が見えます 一ノ峰~三ノ峰あたり タニウツギ ツマトリソウ ハクサンチドリ 本来の白山で見ることができて 嬉しかった 御前峰(ごぜんがみね)2702mと 剣ヶ峰2677m 梅雨とは思えないほどの晴天 南縦走路 とても展望の良い登山道が続く 眼下に白水湖 登山口はあそこです 遠く、雲海に浮かぶ山々が美しい 左から 槍穂高連峰、乗鞍岳、御嶽山 御嶽山 乗鞍岳 槍穂高連峰 ミヤマニガイチゴ キヌガサソウ ショウジョウバカマ サンカヨウ 途中、大倉山を経るが 山頂には標識があるだけで 眺望はありません ヨツバシオガマ 山頂標識の先に 大倉山避難小屋がある ミヤマキンポウゲ ゴゼンタチバナ 避難小屋から雪渓を3つ渡る ステップがしっかり切ってあり 気を付けて歩けばアイゼンは必要ない シナノキンバイ 大カンクラ雪渓 その名の通りとても大きい雪渓でした 別山が見えてきました 地図に危マークがついている場所 ヤセ気味の尾根と、ガレ場があるが 危険ではありませんでした ナナカマド ミヤマクワガタ ヤマガラシ キバナノコマノツメとオクヤマガラシ タカネザクラ(ミネザクラ) ミツバオウレン コイワカガミ 雲海の上に現れた 室堂ビジターセンター まだ雪がたくさんあるが この雪が融ければお花畑となる。 ミヤマキンバイ ビジターセンター 平瀬道ではほとんど 人に会わなかったが ここまで来ると宿泊していたと 思われる人がたくさんいる また、本日7/1は開山祭でした 御前峰方向 白山の峰と池の位置関係がよく分かる 手前が大汝峰、奥が御前峰 中左が剣ヶ峰 大汝峰の左が翠ヶ池 右が千蛇ヶ池、右端が室堂 霊峰白山の案内板 神社の脇を通り、御前峰へ登る クロユリ 山頂までの参拝道は 綺麗に整備されている ルリビタキ(メス) 少し登ったところから 室堂平を見下ろす 奥は別山 10分ほどで高天ヶ原 イワヒバリ 白山奥宮に着きました 御前峰に来ると 向こう側の景色がひらけ 別世界に来たよう 一番奥に大汝峰 右が剣ヶ峰 紺屋ヶ池お池めぐりコースを歩く人が見える 後程向かうことにします 御前峰山頂標識と大汝峰 眼下には雲海 上空は冬山のように 透き通った青空で最高 これで日本三名山の2つめに 登ったことになりました これからお池めぐりをします 油ヶ池 今回の池の中で一番綺麗でした 残雪とのコントラストも 今の時期ならではです コメバツガザクラ どこか違う国に来てしまったような感覚です 紺屋ヶ池はパステルカラー アオノツガザクラ 大汝峰側から御前峰を振り返る 右下は油ヶ池 大汝峰 大汝峰に季節外れのスキーヤー 翠ヶ池と剣ヶ峰 イワウメ ぐるりと周遊し 最後は千蛇ヶ池ですが まだ雪が融けておらず 池の上を歩くことができた 渡りきってから振り返り 奥に大汝峰 室堂平に戻ってきた ミヤマキンバイと奥に室堂平 ビジターセンターのトイレに ヤマガラシが群生していた ウソ(メス) オスはほっぺたが赤く綺麗だが 残念ながらピンボケしてました 登山口の白水湖と 奇妙な木の幹 ノウゴウイチゴ 「ノウゴウ」は 岐阜県能郷白山に由来 ギンリョウソウ ハナニガナ 登山口に無事帰還だが これでは終わりませんでした 朝は気づかなかったのですが 登山口までの林道に 毛虫(マイマイガ)が何十万匹といた この時期の白山は 毛虫が多いとは聞いていて 登山道の木にもいっぱい ついているなーと思っていたのだが まだ我慢できるレベルでした。 しかし林道には路面に落ち葉かと思うほど びっしりと毛虫が這っており 頭上からもたくさんぶらさがってる もちろん車のフロントに落ちてきます 林道は20分間ほど続き その間毛虫の恐怖と闘いながら 冷静に運転するのに必死でした 温泉の管理人さんに聞いたら この地域では毎年非常に悩ましい 事態になっているそうです この時期の白山に登るのは 最初で最後になりそう・・ 下山後 しらみずの湯にて汗を流した 毛虫には悩まされたが 梅雨時なのに快晴に恵まれ 幸運だった 感謝 無事な登山にも感謝 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . <EOF> |